麻のシャツはどう洗濯する?ちょっと特殊な素材アイテムの正しい手入れ法

麻は、肌触りもサラッとしていて気持ちよく、吸湿性や速乾性に優れていて、夏場に大活躍する素材です。

最近では、手ごろな価格で販売されているものもあり、普段のおしゃれにも取り入れやすくなりました。

着やすくなったからこそ、まめにお手入れしたいところですが、なかなかお手入れが難しかったりします。

麻は、色落ちがしやすい、縮みやすい、しわになりやすい、という性質をもっているからです。

また、摩擦に弱いので、注意が必要です。

麻の正しいお手入れの方法を知って、夏のオシャレを楽しみましょう。

 

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麻のシャツの正しいお手入れ方法とは

麻という繊維の特徴として、

1.縮みやすい

2.色落ちしやすい

3.しわになりやすい

4.摩擦に弱い

ということがあげられます。

 

 

つまり、麻のシャツをお手入れするには

1.縮まないように

2.色落ちしないように

3.しわにならないように

4.摩擦しないように

しなければなりません。

 

 

では、どのようにすればいいのでしょうか。

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まずは確認

まずは、「取扱い表示」を見て、どのようなお手入れが適しているのか?を確認しましょう。

1.水洗いできるのか

2.どのような洗剤がいいのか

3.洗濯機か手洗いか

を、確認します。

 

取扱い表示にはありませんが、

 

4.色落ちするかどうか

 

も、確認しておきましょう。

 

 

1.水洗い

「取扱い表示」に洗濯機の絵やタライの絵が描いてあれば、水洗い可能です。

タライに斜線がひいてある場合は、水洗いできません。

 

 

2.洗剤

洗濯機やタライの絵の中に「中性」と書いてあれば、中性の洗剤を使うようにしましょう。

理科の実験で使うフラスコのような物の絵の中に、「エンソ・サラシ」と書いてあれば、塩素系の漂白剤が使えます。

 

フラスコに斜線がひいてあれば、塩素系の漂白剤は使えません。

 

 

3.洗濯機か手洗いか

洗濯機の絵であれば、洗濯機で洗うことが可能です。

洗濯機の中に「弱」と書いてある場合は、「弱水流」で洗うことが適しています。

洗濯機の中の数字は、洗うのに適した水温を表示しています。

 

タライの絵は「弱い力で洗うこと」を表していて、主に手洗いのことを指しています。

洗濯機を使う場合は、「ドライコース」や「手洗いコース」を使いましょう。

 

丸の中に「ドライ」と書いてあるものは、「ドライマーク」という表示で、「ドライクリーニングができる」という意味です。

絶対にドライクリーニングでなくてはならない、ということではありません。

ドライマークと一緒に洗濯機やタライの絵があれば、水洗いも可能です。

 

 

4.色落ちするかどうか

白いものであれば心配はありませんが、色柄ものの場合は、洗濯する前に色落ちするかどうか試しておきましょう。

衣服の目ただない部分に、使用する洗剤をほんの少しつけて5分ほどそのままにしておきます。

時間が経過したら、白い布でおさえてみます。

布に色がついたら、「色落ちしやすい」ということなので、単独で水洗いします。

お湯は、色落ちしやすくなるので、使わないようにしましょう。

 

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お手入れの仕方

しっかりと確認したら、取扱い表示に記載されたことに注意しながらお手入れしていきましょう。

縮まないように

麻という繊維は、綿や化学繊維に比べると縮みやすい性質を持っています。

また、摩擦に弱く、毛羽立ちしやすいという性質もあります。

それらを防ぐためにベストな方法は、手洗いです。

 

 

手洗いの方法

 

 

1.洗剤の容器に書かれた分量に従って洗濯液を作り、洗い桶にいれます。

2.汚れたところが外側になるようにたたんで、その中にいれます。

3.約2~3分、手のひらで押したり、持ち上げたりしながら優しく洗います。

4.水を2回ほど入れ替えながらすすぎます。

5.好みで柔軟剤を入れます。

 

 

このとき、こすらないように注意してください。

こすると、毛羽立ちの原因になります。

 

 

 

洗濯機で洗う方法

洗濯ネットにいれて「手洗いコース」か「ドライコース」を使ってください。

襟やそで口の汚れが気になる時は、洗剤の原液を汚れに直接ぬります。

 

どちらの場合にも

1.デリケートな衣類用の中性洗剤を使ってください。

2.短時間で洗ってください。

3.取扱い表示に記載された水温を守ってください。特に記載がない場合は、お湯ではなく水を使うようにしてください。

 

色落ちしないように

麻は、色落ちしても、それがかえって風合いが出ておしゃれになったりする場合もありますので、それほど気にしなくてもいいのかもしれません。

しかし、どうしても色落ちを避けたい場合には、以下の方法があります。

 

1.洗濯ネットを使う。

2.デリケートな衣類用の洗剤を使う

3.短時間で洗う

4.干すときには、直射日光が当たらないようにする。

 

 

しわにならないように

麻は、多少のしわがあっても、それがカッコイイ場合もあります。

しかし、あまりにもひどいしわは困りますし、ジャケットの下に着るときにはしわがない方がいいですよね。

しわにならにようにするには、2つの方法があります。

 

干すときに工夫を

洗濯機の脱水を使うと、しわになりやすいので、なるべく脱水の時間を短くするか、使わないようにすることがおすすめです。

脱水を使わない場合は、麻のシャツをたたんだままの状態でタオルにつつみ、水気をとるようにします。

しわをしっかりと伸ばして、ハンガーにかけた時に、水滴が落ちる状態で干します。

これだけでも、しわになるのをかなり防げます。

麻は、乾きやすい性質なので、この状態で干しても、早く乾きます。

 

アイロンのかけかた

 

麻にアイロンをかけるときは、霧吹きで水をたっぷり吹きかけてから、基本的には高温でかけます。

てかりやすいので、必ず当て布を使いましょう。

温度の設定は、取扱い表示を確認してください。

スプレーのりを使うと、パリッとしあがって長持ちします。

アイロンをかけて、すぐにたたんでしまうと、しわになりやすいので、1度干してからしまう方がいいです。

 

摩擦しないように

麻は、摩擦すると、毛羽立ちや色褪せも原因になります。

それを避けるには、単独で洗うか、洗濯ネットを使うのがおすすめです。

あまり強い力で洗わず、つけ置きしたり、優しく押し洗いしましょう。

 

汗じみや黄ばみができてしまったら

麻は、夏に着る機会が多いので、着用中にどうしても汗をかいてしまうことが多いです。

汗をかいて放っておくと、しみになってしまいます。

そして、時間がたつと黄ばんでしまいます。

そんな時は、どうすればいいのでしょうか。

 

汗じみ

汗じみを落とすには、酸素系の漂白剤を使います。

スプレータイプの酸素系漂白剤を、汗じみがきになる箇所へ何回か吹き付けて、しばらくおいておきます。

それだけでも、汗じみはかなり落ちます。

漂白剤は、使う前に衣類の目立たない部分で試してから使用してください。

 

黄ばみ

黄ばみとなると、落とすのもなかなか大変です。

そうなる前に、何かしらのお手入れをするのが理想的です。

が、そうもいかなくて、黄ばんでしまった場合のお手入れ方法です。

 

うっすらとした黄ばみ

スプレータイプの酸素系漂白剤を使います。

黄ばみに、何回か黄ばみに直接吹き付けておくとかなりとれます。

 

かなりの黄ばみ

かなり目立つ黄ばみの場合は、スプレータイプの漂白剤では効果がありません。

そのため、

1.ドライヤーなどで熱を加える

2.重曹などアルカリ性の物を加える

などの工夫をして、漂白剤の効果をあげる必要があります。

 

いずれの場合も、漂白剤を使う前に、衣類の目立たない部分で試してから使用してください。

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最後に

おしゃれで肌触りもよく、夏場に大活躍する麻のシャツ。

自宅で簡単にお手入れができたら、もっと着やすくなりますね。

「手早く洗う」「しわをしっかりと伸ばす」「優しく洗う」というのが基本です。

こまめにお手入れして、この夏のオシャレを楽しんでくださいね。

みなさんの「素敵なライフスタイル実現」のための参考にしてください。

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